2012年12月17日

ソニーとアップルは仲がいい? -注目の新機能を検証-

01_メイン.jpg

久しぶりの更新となります。長らく時間が空いてしまいましたが、その間にも新しいデジタルカメラが続々と発売され、弊社のデジタルカメラシステムもより充実したラインナップとなっておりますので、そちらも是非ご覧ください。



さて、今回はそんな新機種のなかから、SONYのミラーレス一眼カメラNEX-5Rを使用したNEX-5Rスーパーシステムをご紹介致します。

この機種の最大の魅力はなんといっても

「iPad等のスマートデバイスでワイヤレスライブビューシャッターが可能」

という点です。


スマートリモコン.jpg

http://www.sony.jp/ichigan/pmca/

カメラ及びスマートデバイスの設定についてはこちらのサイトで詳細に解説されています↓
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20121127_575352.html

今まで顕微鏡像を外部モニターに出力する際は、当然ながらカメラとモニターをケーブルでつなぐ必要がありました。しかしこの機能を使えば、カメラとスマートデバイスを“無線LAN”でワイヤレスにつなぎ、モニターを上で見ながら観察、位置決め、ピント合わせ等を行えるうえに、専用のアプリケーションでシャッター、さらに露出調整も可能です。(しかも何より嬉しいのは別売りのオプションは必要なく、アプリケーションも無料という点でしょう!)


さらに、撮影した画像はカメラのメモリーカードに保存されると共に、スマートデバイス側にも同時に保存されるため、そのまま様々なアプリケーションで加工/編集、そのままメールで送信することだって可能です。従来のようにデジカメからいちいちカードを抜き取って、カードリーダーに挿してパソコンにデータをコピーして...なんて手間から開放され、スマートデバイスならではの多彩なアプリケーションを活用することで、まさに“スマート”に、顕微鏡写真の新たな活用方法が生まれていくのではないでしょうか!

アプリで.jpg




さて、ここまで来て気になるのは現実的にどれほど実用的かということでしょう。接続がケーブルから電波となることで信号は不安定になり、映像の遅延や途切れが発生するのはやはり拭いきれません。映像だけでなくシャッターのタイミングにもわずかながら遅延が発生します。しかしながら、結果としては予想以上に実用的な印象を受けました。もちろん観察対象にもよりますが、生物顕微鏡でプレパラートを観察する程度の動きであればストレスなく使用できるのではないでしょうか。

実際に比較した動画を用意しました。
左はHDMIケーブルを使用して液晶テレビに出力している映像、右がWifi接続でiPadに出力している映像です。
どちらも同じカメラから同時に出力されている映像です。






以上のように多くのメリットも存在するなかで、まだまだすべてを満たしてくれるとはいかないのも確かです。欲を言えばシャッターと露出調整だけではなく、シャッタースピード、ISO、ホワイトバランス調整等より多くの機能を操作できるのが理想ですし、また、やはりひとつひとつの操作に待ち時間が発生してしまうので、そういったところもスムーズに行えれば、より実用度は増していくことでしょう。
しかしながら、そもそもデジカメとスマートデバイスとの連携はまだまだ黎明期です。そんななかでのこのNEX-5Rのワイヤレスライブビューシャッター機能は非常に完成度が高いと言えると思います。今後のソフトウェアのアップデータに期待すると共に、後発の他メーカーの機能についても大いに期待の持てる分野なのは間違いありません。


posted by マイクロネット at 17:45 | Comment(0) | スマートフォン/タブレット
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